高血圧や肝障害、脳卒中や心臓病などの合併症を引き起こす恐れのある痛風は、偏った食生活が原因の一つと考えられます。
痛風にかかってしまった場合、生活する上での注意点は食事の見直しです。

痛風の原因は、尿酸値の上昇です。
尿酸値は、プリン体から出る老廃物なのですが、プリン体とは、細胞の核に含まれるDNAの主成分です。
尿酸値を下げるには、プリン体の摂取を減らし、尿酸値を下げる食べ物を摂取すると良いでしょう。

プリン体を多く含む食べ物は、牛ヒレステーキやアジの干物、さんまの切り身、あん肝などです。
飲み物では、ビールに比較的多くプリン体が含まれています。
尿酸値を下げる食べ物では、わかめ、ひじきなどの海藻類や、里芋やサツマイモ、大豆、バナナやグレープフルーツなどがあげられます。

また、ベリー類や黒豆に含まれるアントシアニンには、尿酸を分解する効果があるようです。
アントシアニンは食べ物からは少量しか摂取できない為、サプリメントで摂取するほうが効率的です。

せっかく尿酸値を下げる働きのある食べ物を積極的に摂取するようにしても、プリン体を多く含む食べ物をたくさん食べていたのでは意味がありません。
痛風の症状をやわらげてくれるような、食生活を見直してみると良いでしょう。

最近ちょっと髪が薄くなった気がしてよく髪にいいと言われる海藻類をここのところずっと食べていました。まあ、特に頭髪に影響はないのですが、そもそも海藻類ってほんとに髪にいいのかと思ってしらべてみたら、痛風の改善にいいという事が分かりました。「カロリーが低く、プリン体が少なく、しかもアルカリ性」これが痛風にいい食事の三大要素だそうで、これらの条件をすべて満たしているのが、海藻類なのだとか。

まあ、髪の毛への効果のほどは眉唾っぽいですが、ちょっと乱れた食生活が気になるこの頃ですので、痛風予防にも海藻は食べ続けようと思います。